各種性能試験(乗り心地試験等)

98年11月1〜3日


▲深夜の酒々井駅中線で折返し待ちの性能試験列車 パンタグラフ試験で照明が施されている
1998.11.3 0:40頃 酒々井 撮影・提供 伊藤 真悟氏


▲車内に積込まれた各種測定機器
1998.11.1 三鷹


▲停車中、機器の確認をする測定員の方々
1998.11.1 三鷹


▲パンタを照らすライトと撮影用カメラ
1998.11.1 三鷹


▲クハ209-951の先頭の車輪は測定用の特殊軸(PQ軸)に交換
1998.11.3早朝 酒々井


▲モハ208の951・952は車内に青いビニールシートが
1998.11.3早朝 酒々井.


▲ビニールシートの正体は荷重用に積んだ水槽の散水防御
1998.11.1 三鷹


▲試験を終えE351系などが並ぶ早朝の三鷹区に入庫する209系950番代 パンタのライトアップの具合がわかる 
1998.11.3 6:00頃 三鷹電車区

 

10月25日の試運転以後、確認した限りでは一度も本線に出ず、三鷹区に閉じこもりきりであったが、11月1・2日(発日基準)の深夜には、千葉―酒々井間でパンタグラフ、台車、制御機器、ブレーキ関係などなど、多岐に渡って試験が行なわれた。三鷹から御茶ノ水までは、確認している限りでは初めての緩行線走行となった。それも、珍しくもM電で。車輛の方は、3号車モハ209―951のパンタはライトアップされ、観測用カメラが取付けられた。1号車クハ209―951の前位台車の前位車輪は計測用の特殊なものに換装され、4号車のモハ208―951と9号車のモハ208―952には荷重と思われる水槽が積込まれ、散水防止のためか、青いビニールシートが車内にぶら下がっていた。その他、各車にパソコン、計測機器が積まれ、床下からの計測用ケーブルが車体に張り巡らされ、窓から引込まれるという物々しい姿で運転されている。25日からの沈黙は、これら機器の積込み、調整の期間だったとも考えられる。ちなみに、11月4日にはクハ209―951の計測用車輪(PQ軸)が三鷹区20番線あたりで一般のものに戻された。余談だが、区内の15番線〜20番線の入換えには、クモヤに押込み用のためかクハ201―3が連結されその任にあたったが、クハ201の色褪せた姿が209に比較して非常に痛々しかった。

 

各種性能試験試運転スジ



                                

                                  

                                

     ◯          試9431M
21:19└─────────────┐23:08
              23:14└──────────────┐
                        試9432M
※三鷹―御茶ノ水間緩行線
■■■■■■■┌─────(ヨ)──────┘
 錦糸町―千葉間快速線             試9433M
(2日は三鷹20:07発
  ■■■■ └──────────────┐0:35
 津田沼21:17着              試9434M
 幕張区に一旦入区
          ┌──────────────┘0:53
 幕張22:59発)              試9435M
                   └──────────────┐2:55
                        試9436M
                   ┌──────────────┘3:08
                        試9437M
                   └──────────────┐
                試9438M
               4:36┌──────────────┘
 5:53┌─────────────┘4:40
     △

 


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