総武中央緩行線に103系登場


▲津田沼区に103系が初登場、同時に初の10輌全車冷房車編成 編成番号は301 当初は11C・13Cでの限定運用だった
1979.3.16 千葉 撮影・提供 宮本敏夫氏


▲続いて登場の302編成はなんと先頭車は非冷房、ただし冷房制御スイッチを取付けたため使用可能ではあった
1979.4 秋葉原 撮影・提供 宮本敏夫氏

津田沼電車区・中野電車区の101系オンリーで運転されてきた総武(・中央)緩行線に、1979年(昭和54年)3月12日より103系が初お目見え、営業運転を開始した。

当日は11C運用に入り、津田沼5:39発千葉行510C電車が103系1番電車となった。運用はしばらくは11C・13Cに限定使用。

この103系は、中間車は新製車、先頭車は、同時に新製されたATC車を山手線に回し、代わりに品川区から非ATC低運車が転入してきたもの。編成番号は101系の100番代、113系の200番代に続き300番代となり、最初のこの編成はツヌ301編成となった。

この、新製中間車+転入先頭車というパターンでツヌ306編成まで6本が配置され順次運用に入ったが、注目されるのはツヌ302、304、306編成の転入先頭車が非冷房車であったことだろう。

ツヌ302の先頭車はTc113・114で品川区からの転入車、304はTc103・104で同じく品川区、306はTc71・48で蒲田区からの転入車で、このうちTc113・114、71・48は非冷房ながら冷房制御スイッチ取付け改造が行われ、302、306編成は中間車の冷房は使用可能であった。

Tc103・104は、予め冷改の予定が組まれていたためか冷房制御スイッチが取付けられず、冷房シーズンに入ってからではあったが入場、他の2本よりも早く冷房車となっている。

さらにもう一つの注目点、ツヌ305の先頭車のTc179・178で、103系初の冷房車である山手線池袋区試作冷房編成の先頭車。池袋区では臨1編成の編成番号で使用されていた。他Tc車と同じく山手線ATC化により転出したものだが、後々まで総武中央緩行線の名物となった。

 

※宮本敏夫氏より当時の状況などを御教示いただきました。


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