209系500番代浦和区転属に伴う入場

2000年10月16日・11月1日

●ラシ66

 


▲転用改造入場間際、三鷹以西の運用にも入る 10月9日は立川発に
2000.10.9 国分寺


▲総武中央緩行線での最終運用は10月12日の代走で入った51C、といっても肝心の電番が・・・
2000.10.12 代々木-新宿


▲大井工への定期検査入場スジで入場する 当日は埼京線の遅れで新宿-大崎間で10分程度遅れ
2000.10.16 代々木-原宿


▲ついに姿を現わした青帯209-500
2000.10.28 大井工場


▲京葉線への転属で、同じく黄色からスカイブルーとなった201系と
2000.10.28 大井工場


▲先頭車も青帯に! 新系列車両検修棟突端窓から垣間見られたクハ209-516
2000.11.11 大井工場


▲組成され御陵車庫横の新系列車両検修棟に留置される 見づらいが、保安装置標記は「C」のみ
2000.11.11 大井工場


●ラシ67

 


▲ラシ66運用最後の日、ラシ67は45Cに
2000.10.12 秋葉原


▲交代運転士が待つ早朝の新宿駅に到着するラシ67回9512M
2000.11.1 新宿


▲さいたま新都心駅横の大宮操趾の信号場に到着
2000.11.1 さいたま新都心


▲武蔵野線からの高速貨物を先に通す
2000.11.1 さいたま新都心


▲約20分の停車中、転属先の京浜東北209に横目で挨拶?
2000.11.1 さいたま新都心


▲大宮では東北・高崎線筋チームの出迎え
2000.11.1 大宮


▲下の帯はスカイブルーに変えられたが、上は黄色のまま留置される中間車
2000.11.8 大宮工場

 

京浜東北線の新型ATC化に伴う浦和電車区209系への車上装置取付け工事により、臨時入場による所要編成不足を補うため、及び新型ATC化後の列車増発のため、習志野電車区の209系500番代が浦和電車区に転属となるが、転用改造のためにいよいよ工場に入場した。

2編成が転属するが、まずラシ66が10月16日に大井工場に入場、回送スジは定期入場スジであった。同編成は、10月12日の51C運用が総武中央緩行線での最終運転となった。予定では順番に流れてきた10月11日の41Cが最終運用の予定であったが、他車の不具合により代走で12日の51Cに入ったもの。なお、総武中央線での運用終了間際、10月8日は37Cに入り武蔵小金井行に、10月9日は39Cに入り立川発となるなど、三鷹以西への運用にも入っている。

最終運用の翌日の10月13日には、習志野区内での留置スペースの関係から編成が5輛ずつに分割され、入場前日までそのまま留置された。

10月16日、短かくはあったが配置区の習志野区とお別れ、大井工場に入場回送された。スジは定期検査での入場時と同じ、回9771M〜回9478M(総武緩行・中央快速・山手貨物線経由)であった。ちなみに、209系500番代の大井工場入場はこれが初めてである。

今回のATC取付を始めとする京浜東北線への転用改造では、先頭車以外は大きな改造が無いのか帯色を変えられた程度の模様で、その変更が終わった車輛は入出場線に置かれ、10月26日頃には屋外に出ていた様である。大井工場には11月2日出場の三鷹区→京葉区転属の最後の1本、元ミツ4(ケヨ51・K1)も屋外留置されており、転属先は違うものの、黄色からスカイブルーに色変えされた両車の顔合わせが見られた。なお、保安装置はATCだけとなりATS−Pは取外されている。

11月5日過ぎには、先頭車の改造も終わったのか組成され始めた様だが、屋外の出場車留置線ではなく、209系列検査用の新系列車両検査棟に留置された。

一方ラシ67は、ラシ66の営業最終日の10月12日には45C運用に入っていた。その後47C→49C→51C→01C→03C→05C→07C→09Cと順調に流れ、10月20日の09Cが総武中央緩行線での最終運用となった模様。こちらはラシ66とは逆に、10月21日の11Cまでの予定の様であったが、海老原淳氏によると21日昼過ぎには5輛ずつに分割されていたということであり、09Cで運用終了した様だ。

そして11月1日、103系の大宮工場への廃車回送でよく使われる、早朝の回9512M〜回9547M(総武緩行・中央快速・山手貨物・東北線経由)で大宮工場に入場回送された。

大井工場のラシ66と同じく先頭車が改造の中心となるが、一部の中間車の帯色変えは入出場線そばの建屋で行われ、大宮駅ホームからも見ることができた。下の帯(腰板部)はスカイブルーとなったものの、上の帯(幕板部)が黄色のまま、という形で何日間か留置されていた。

出場編に続く

 

 


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