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▲完成車輛として展示されたミツ42となる総武中央緩行線向け最終増備車クハE231-42他 2001.10.21 新津車両製作所 | |
▲ミツ42は5輌ずつに分けて展示と体験乗車に使用 手前のサハE230-42と奥の連結面を先頭に推進運転する三鷹方5輌 2001.10.21 新津車両製作所 | |
▲体験乗車は三鷹方5輌の内の2輌、クハE230-42とモハE230-84が使用された 階段で直接乗車、構内試運転線を1往復 2001.10.21 新津車両製作所 | |
▲ミツ42となる千葉方5輌 2001.10.21 新津車両製作所 | |
▲公開された常磐線用E231系先頭車のクハE230(TcE230-44) まだ台車取付け前だが、連結器下の電連がポイント 2001.10.21 新津車両製作所 | |
▲帯が途切れる様に車外スピーカ準備工事が幕板部に 2001.10.21 新津車両製作所 |
▲車内側は配線まで準備済、外から板で蓋がされている 2001.10.21 新津車両製作所 |
▲基本編成取手・成田向き系先頭車のTcE231-43 こちらも附属編成連結側となるため電連を装備 前面は白で209-500の様 2001.10.21 新津車両製作所 | |
▲モハE231-501となる構体 幕板帯部の車外スピーカ用の開口部がよくわかる 2001.10.21 新津車両製作所 | |
▲上写真構体幕板部にある車番やロット番号の識別メモ 2001.10.21 新津車両製作所 |
▲次ロット分モハE230-505 500番代となることが読取れる 2001.10.21 新津車両製作所 |
▲屋外に展示されたサハE230-502となる構体 こちらも車外スピーカ用開口部が1つ目と5つ目の側窓上にあるのがわかる 2001.10.21 新津車両製作所 | |
▲一部の山手用車にはすでにウグイス色の帯が(窓下帯は保護テープ状態) 6扉サハE230-501構体も塗装関係棟に帯付で保管 2001.10.21 新津車両製作所 | |
▲クハE230-501 500番代となる山手用は前面もマイナーチェンジ ライト直上までブラックフェイス部分が拡大? 2001.10.21 新津車両製作所 |
2001年10月21日、新津車両製作所の4回目の公開が行われました。
すでに常磐線快速用のE231系を製造している時期で、実際同所のホームページには儀装途中のグリーン帯231の写真も出ており、公開でその姿が見られると思い行ってきました。
ここでは写真と、その時見聞きした情報を元にページを構成いたします。
総武中央緩行線用最終投入車(三鷹区ミツ42編成)
10連の内、三鷹方5輌(サハE231−126・サハE231−125・モハE231−84+モハE230−84・クハE230−42)は構内試運転線で体験乗車に使用、実際の乗車車輛はT’cE230−42とME230−84の2輌のみ。
千葉方5輌(クハE231−42・サハE231−124・モハE231−83+モハE230−83・サハE230−42)は完成車展示として屋外に留置。
この編成で黄色帯の広幅車はとりあえず製造終了となり、2002年11月5日に配給列車で回送される。209−950の1998年10月21日の配給回送からほぼ丁度3年目、総武中央緩行線向け最終編成の出場となる。
常磐線快速用車
2001年度分50輌のうち、第1、第2ロットの30輌を主に製造中。
台車入れまで終了し、ほぼ完成したモハE231−87やサハE231−129が編成検査棟などに留置されていた。
また、運転台でのポラロイド撮影に使用されたクハE230−44は、台車は付いていなかったものの、1998年の公開時の209−500の様な格好で展示され、前面が白であることも相まってまるでそれを彷彿とさせるかの様であった。
側面幕板帯部には、2箇所に車外スピーカの準備工事として穴が開けられ、板で蓋がしてある。ステンレス板の蓋だが、この部分は帯が途切れている。
その他、交通新聞などで報じられている通り、車内ドア上案内用LEDが二段表示のものとなり、10連基本編成の取手・成田よりと5連附属編成の両端先頭車には電気連結器・自動分併装置が付けられた。
2001年度の常磐快速向け50輌は以下の通り。
←取手・成田 |
上野→ |
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4本目の基本編成TcE231−49以下10連(グレー文字部分)は2002年度分で、2001年度附属編成と同時に2002年度となってから配給輸送される模様である。
下記完成順序も参照。
山手線用車
常磐用30輌のあとに、山手用500番代の2001年度分33輌が出場するが、すでに第1・第2ロットの構体が一部完成していた。
サハE230−500番代の1号車、サハE230−501を含む何輌かが、すでにウグイス色の帯が貼られている状態であった。
新津車両製作所では、構体にロット番号や車番、車輛向きなどの記入されたメモシートが貼られているが、そこからも山手用が500番代となることを知ることができた(上写真を参照)。
また、クハE230−501となる構体も屋根床下関係の塗装棟に置かれており、見学コースには入っていなかったが窓から垣間見ることができ、前面を見せていた。
デザインが変更され、ライトケーシング及びライト部分のブラック別パーツ処理の変更、前面窓部分のブラックアウトが下方に下がり、ライト直上までとなる様に見受けられる。
209系0番代の様に、ブラック部分に帯が入るのであろうか(上写真参照)。
2001年度の山手向け33輌(500番代)は以下の通り。
←大崎(内回り) |
大崎(外回り)→ |
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※なお、常磐快速用・山手用の完成順序は
1.常磐用Tc43以下10連(基本)+Tc44以下5連(附属) →2001.11下旬 |
2.常磐用Tc45以下10連(基本)+Tc46以下5連(附属) →2001.12中旬 |
3.山手用Tc501以下11連 →2002.1初旬 |
4.山手用Tc502以下11連 →2002.1下旬 |
5.山手用Tc503以下11連 →2002.2初旬 |
6.常磐用Tc47以下10連(基本)+Tc48以下5連(附属) →2002.3中旬 |
7.常磐用Tc49以下10連(基本:2002年度製造分)+Tc50以下5連(附属)→2002.4上旬 |
という様なこととなっている模様で、今年度最終分の常磐用附属編成Tc50以下5連は、2001年度内である2002年3月下旬には落成するものの、相手となる基本編成が2002年度分となるので、2002年度に入ってから輸送されることとなる。
2002年度以降も相鉄10000系を一部製造しながら、山手用と常磐用を交ぜて交互に製造して行く模様。